マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックとは
1ミリあるいは5ミリ以下のプラスチックの破片と定義されています。
この小さなマイクロプラスチックを貝が食べ、それを魚が食べ、その魚を人間が食べるのです。
これがガン発生、ホルモン異常、免疫力の低下、生殖異常等を引き起こすと言われています。
さて、海のゴミ問題については、テレビやネットで散々取り上げられるため情報としては知ってはいましたが、弊社は紙ストローの会社ですので、本当にプラストローやマイクロプラスチックで海が汚染されているのかを確かめに、海へと取材に行ってきました。
見た目は美しい海です。(2018年10月神戸須磨海岸にて撮影)
しかし、2018年の数々の台風の影響もあり、浜辺には大量のごみが積み上げられています。
プラスチックや、木のごみも山ほどあります。
マイクロプラスチックを探しにきたのに、大きなごみだらけですね。。。。。。
細かいプラスチックごみが山ほどあります。
紫色のプラスチックストローの破片を発見しました。
かなり劣化していますが、これがバラバラになって、マイクロプラスチックになるのでしょうか。。。
ピンク色のプラスチックストローを発見!先っぽがかなり劣化しています。
浜辺にも透明な曲がるプラスチックストローがありました。
残念ながら、探せば、いくらでも見つかります・・・・
こうやって浜辺に突き刺さっているプラストローもありました。
踏んだりしたら危ないですね。
亀の鼻に刺さるのも分かるような気がします。
マイクロプラスチックを探してみました
拡大してみました。
明らかに自然界の物ではないですね。指で触ったら、プラスチックの感触でした。
他にも自然界の色ではない、違和感のある小さな粒を次々に発見しました。
マイクロプラスチックです。
これは特殊な1000倍まで拡大できるマイクロファイバースコープで撮影しました。これも明らかに他の石と質感、色の異なるものでした。
取材を通してマイクロプラスチックに感じたこと
結論としては
・海には、山ほどプラスチックストローが捨てられており、これは大変危険だと感じました。
・劣化したプラスチックストローがマイクロプラスチックになって、食物連鎖で取り込まれて、いつか人間に重篤な病気を引き起こすという理論が理解できました。
弊社は、やはり紙ストローを日本全国に普及させるため、全力で取り組む決意を新たに致しました。
紙ストローは、生分解します。仮に海に捨てられても、24時間程度で水を吸ってふにゃふにゃになります。しかも数か月で生分解されます。亀の鼻に刺さることは無いでしょう。
紙ストローの生分解実験を行いました
下記は、自宅の庭で行った簡易実験ですが、生分解は確実に行われました。
弊社では、定期的に生分解実験をしております。そちらの実験の詳細ページも後日更新いたしますのでぜひご覧ください。
紙ストローで我々の未来と環境を守りましょう。
2018年10月
ワークアップ株式会社
代表取締役 遠藤周一